仕事の話
たまには仕事の話をする。
今始動し始めている、行き着く先はこども食堂。
当初私は、こども食堂は孤食や経済的に困難な子どもが来るものだと思っていた。
そんな中こども食堂の第一人者的存在の方の話を聞く機会があった。
話を聞いて自分は偏見を持っていたことがわかったと同時に、目の前が開ける思いだった。
こども食堂言えども、孤食や経済的に困難な子どもだけが来るのではなく、地域の憩いの場としての役割が大切なのだ。
中には孤食や経済的に困難な子どもがメインのこども食堂もあるだろう。だけど私はそうではなく、老若男女誰もが気軽に足を運びたくなる広場みたいな場所にしたいと思う。地域のコミュニティーの場所だ。
それに対しては補助金は下りない?なんか補助金ももう少し緩くならないものか。あなた困っていますか?とか確認なんて出来ないよね。
やりたいことがあっても、役所?社会福祉協議会?保健センター?あちこちクリアしなくてはならないことがあり、現実化することはなかなか難しいこともわかってきた。
そもそもこの企画自体、地域活動を何かしなくてはならなくて始めた訳で、なんか純粋に福祉の心と言うよりやらなくてはならなくてやるみたいな始まりで、それもなんたかなだ。でもやらないよりはいい。
大昔、某大御所芸人が番組の企画で、海外に小学校建設をしていた。その時に、これをしたからと言って何と言うわけでもないかもしれない、だけどやらないよりはいいと言っていた言葉がなにげに私に今でも残っている。
そう。これをしたから何か変わるかわからないけど、思っているだけでやらないよりはやった方が絶対いい。やってみてわかることもある。
とにかく今はカフェスタートでも始めてみることに意義があると思う。
保育園のことのみならず、地域の社会福祉にも関心が出てきているのも、自分がこのポジションだからだろう。こういう気持ちになるとはね。進んで行くうちに人って変化していくものなんだなとリアル体感中。