greatteacherの日記

プロのこじらせ女子の、迷える人生を徒然なるままに。

今だから

せめて10歳以内の差ならこんなに考えることはない。いや、お互い今だからなのかもしれない。

私が上司で彼は部下。部下も部下、バイト。

彼の言葉が響くのも、今のこの私だからなのだろう。

彼が私を受け止めてくれるのも、私が上司だからなのだろう。

歳は親子程下だし、お金はないし、そもそもバイトだし、東京に住んでいないし、外見だって全然タイプじゃない。全然格好良くない。

だけど私は彼にどれだけ助けられただろう。精神的にどれだけ救われただろう。どれだけ言葉が染みただろう。

どうしてこの出会いなのかとと思ったけれど、この出会いでなければこんな気持ちにもならなかったであろう。

もうすぐ彼はここを卒業する。きっと彼は次の職場でも愛され、今はもう過去になっていくのであろう。

何をどうすることもできないからこそ、今までと変わらない態度でいよう。

そもそも私の勘違い。彼は私に対して、憧れとか尊敬の念での好意なのだ。勘違いしてはいけない。

男として見てはいけない。

でも1つ。私は好きになれば、あれこれ言い出すときりがなくなる条件は全く関係なく、人として好きになることが出来る。

好きになれないわけではない。人間性で人を好きになれるんだ、本当は。